昆布の種類と選び方、使い方を徹底解説!だしをとるならコレ!
昆布は、和食には欠かせない食材の一つです。
スーパーや通販サイトなどでも、様々な種類の昆布が販売されていますが、どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、昆布の種類別に特徴や用途を解説し、だしを取るのに適した昆布や、食べるのに適した昆布など、それぞれの昆布の特徴を理解することで、料理に最適な昆布を選べるようにします。
また、昆布を使ったおすすめの料理レシピも紹介します。
昆布の種類と選び方
昆布は、大きく分けると「だしをとる昆布」と「食べる昆布」の2種類があります。
だしをとる昆布は、旨味や香りが強く、だし汁をとるのに適しています。
一方、食べる昆布は、柔らかく歯ごたえがあり、煮物や炒め物などに使ったりするのに適しています。
1: だしをとる昆布
だしをとる昆布には、以下のような種類があります。
・真昆布
北海道南部や三陸地方が主な産地の昆布で、上品な風味でクセのない出汁がとれます。
肉厚なので、おぼろ昆布やとろろ昆布などの加工品にも利用されています。
・羅臼昆布
知床半島沿岸で獲れる昆布です。
香りがよく、うま味と甘みが強いコクのある出汁がとれます。
・利尻昆布
北海道の利尻島や礼文島周辺を含む道北から、道東の網走にかけてが、主な産地です。
香りがよく、透き通ったクセのない上品な出汁がとれます。
・日高昆布
北海道の日高地方で獲れる昆布で「三石昆布」とも呼ばれています。
やわらかく火の通りが早いので、昆布巻きや煮物などにもよく利用されています。
2: 食べる昆布
食べる昆布には、以下のような種類があります。
・長昆布
釧路・根室地方沿岸が主な産地の昆布で、ほのかな甘みのある出汁がとれます。
煮昆布や昆布巻き、佃煮など、幅広く利用できます。
・厚葉昆布
日高昆布の一種で、特に厚みのある昆布です。
歯ごたえが強く、煮物や炒め物などによく使われます。
・ガゴメ昆布
北海道北部や東北地方で採れる昆布で、粘り気が強いのが特徴です。
とろろ昆布や、味噌汁などの具材として利用されます。
・日高昆布
日高昆布は、だしをとる以外にも食べることも可能です。
煮上がりが早く、味も良いので煮物や惣菜に利用されます。
3: 昆布を選ぶポイント
昆布を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。
・用途
だしをとるのか、食べるのか、用途によって選ぶ昆布の種類が変わります。
・産地
産地によって昆布の風味や特徴が異なります。
・価格
昆布の値段は、産地や品質によって異なります。
昆布の使い方を知りたい!
1: だしをとる昆布を使ったレシピ例
・だし巻き卵
真昆布や利尻昆布など、香りが良い昆布のだし汁を使うと、だし巻き卵の風味が格段にアップします。
・お吸い物
上品なだしをとるには、真昆布や利尻昆布がおすすめです。
・おでん
昆布の旨味をじっくり染み込ませたい場合は、厚葉昆布を使うのがおすすめです。
2: 食べる昆布を使ったレシピ例
・昆布巻き
日高昆布や長昆布など、柔らかく歯ごたえのある昆布を使うと、美味しく仕上がります。
・煮物
厚葉昆布や日高昆布など、歯ごたえのある昆布を使うと、煮物にアクセントが加わります。
・炒め物
刻み昆布や塩昆布など、手軽に使える昆布を使うと、炒め物に旨味がプラスされます。
まとめ
この記事では、昆布の種類と選び方、使い方について解説しました。
昆布は、種類によって風味や特徴が異なります。
用途や好みに合わせて、最適な昆布を選び、料理を楽しみましょう。
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